日本語では「~が」、「~に」が使われるものが、韓国語では「~을/를」が使われる動詞がいくつかあります。
今日はまず、日本語では「~が」が使われるが、韓国語では「~을/를+動詞」の形になる表現をまとめてみました。
韓国語の勉強をしている日本人学習者が、よく間違える表現なので、ぜひ、今回の記事でマスターしてみてください!
「~을/를 좋아하다(~が好きだ)」
「~을/를 싫어하다(~が嫌いだ)」
日本語では「~が好きだ/嫌いだ」と表現しますよね?
「~が」は韓国語では「~이/가」ですが、「~が好きだ/嫌いだ」は「~이/가 좋아하다/싫어하다」ではなく「~을/를」がつき、「~을/를 좋아하다/싫어하다」になります。つい、「~이/가 좋아해요」、「~이/가 싫어해요」と表現しがちですが間違えないように注意して使うようにしてください。
それでは、例文をみてみましょう。
한국 드라마를 좋아해요.
韓国ドラマが好きです。
그 사람은 나를 좋아한다.
その人は私のことが好きだ。
저는 야채를 싫어합니다.
私は野菜が嫌いです。
「~을/를 잘하다(~が上手だ)」
「~을/를 못하다(~が下手だ)」
「~が上手だ」、「~が下手だ」も、「~이/가 잘하다/못하다」ではなく「~을/를」がつき、「~을/를 잘하다/못하다」となります。
例文をみてみましょう。
우리 아들은 공부를 잘해요.
うちの息子は勉強がよくできます。
제 친구는 한국어를 정말 잘해요.
私の友達は韓国語が本当に上手です。
저는 요리를 못해요.
私は料理が下手です。
「~을/를 할 수 있다(~ができる)」
「~을/를 할 수 없다(~ができない)」
「~ができる」、「~ができない」も、「~이/가 할 수 있다/없다」ではなく「~을/를」がつき、「~을/를 할 수 있다/없다」になります。
例文をみてみましょう。
영어를 할 수 있어요.
英語ができます。
초보자도 신청을 할 수 있어요.
初心者も申し込みができます。
스마트폰으로는 그것을 할 수 없어요.
スマホではそれができません。
まとめ
日本語と韓国語はとても似ていますが、このようにAはBのように当てはまらない場合もたくさんあります。なので、不自然な韓国語にならないようにしっかり覚えて使ってみてください。
特に、今回紹介した表現は、普段の日常会話でとてもよく使う表現なので、ぜひ、「~을/를 좋아하다」、「~을/를 잘하다」のように助詞と動詞をセットで覚えることをおススメします!